2019年度濱松一中、浜松北高同窓会
関東支部総会参加のご報告

2019.6.22(土)
於:秋葉原UDX
しらはぎ会会長 29回 鈴木孝子

 

 梅雨にもかかわらず、関東地方はほぼ天候に恵まれた6月22日、東京の秋葉原UDXにて、「2019年度濱松一中、浜松北高同窓会関東支部総会~漣~」が盛大に開かれました。幹事学年の43回の皆様、関東在住の方を中心に大勢の卒業生が集まりました。担当の方々が、「濱松一中、浜松北高」と書かれた臙脂色の幟で迎えてくださり、懐かしい安心感に包まれました。

 開会式では、関東支部会長の有馬朗人様が来賓としてご挨拶をされました。少子高齢化に伴う18歳人口の減少に関連して、初等、中等、高等教育のさらなる充実が急務であること、大学による論文数からみて、これまで世界の技術力や経済力を牽引してきた日本の立場が低下しつつあることを懸念されていました。もともとは日本の子供の能力は高いものをもっているので、日本の科学技術を世界の高水準にもどし国力を保つために教育に力を注いでいくことがいかに大切かを述べられました。

 同窓会会長の鈴木敏弘様からは、一昨年のNHK大河ドラマ「女城主直虎」に続き、今年は「いだてん~オリムピック噺~」が放送され浜松が注目されていること、ドラマの後半は卒業生の田畑政治氏の活躍が描かれるのが楽しみであるとのお話がありました。そして、今後の浜松北高卒業生の活躍を期待するとともに母校の発展のために支援をしていきたいという熱い思いを伝えられました。

 戸塚康通副校長からは、「入試改革を意識しない最後の学校祭」(実行委員長の挨拶で)を通して、北高生ならではの豊かな創造性と自主性あふれる学校祭の様子を聞かせていただきました。

 今回は、健康について3つのテーマをそれぞれ幹事学年43回生の3名の方が講演されました。

 「こころ」として、カウンセラー根本裕幸氏の「部下や子供の自己肯定感の育て方」では、「聞く」ことや相手の沈黙を待ってあげること、長所も短所も受け入れ「具体的にほめる」ことの大切さを改めて知りました。「からだ」として、医学博士佐原 真氏の「"心臓"にまつわるココロ温まるお話」では、心臓や医療の歴史を分かりやすく説明していただきました。また、NHK「生命」では監修医も務められていました。有酸素運動を日常的に行い健康な体を維持していこうという気持ちが高まりました。「つながり」として、グッドモーニング仙川プロジェクト代表児島秀樹氏の「僕が東京でミツバチを買う理由」では、東京に来て10年、地域に友達がいないことから始めたマンション屋上での養蜂活動「あなたも自分の街のキャストになろう!~住みたい街は創ることができる~」。「だれでも『つながり』が最も寿命に影響する」ことの意味が大変よく分かりました。調布で採れたはちみつで作ったレモネードも美味しくいただきました。

 また、参加者の出身中学校や部活別のランキング発表、応援団&学ランレディースによるパフォーマンス、校歌、生徒の歌の大合唱で会場も大変盛り上がっておりました。日本酒の振る舞い、東京レモネードのサービス、SNSボード、浜松市ブース、講演者の書籍販売などのコーナーも大変充実していました。

 43回実行委員長 袴田昌宏様、関東支部幹事長 髙林芳孝様「漣」から44回幹事長 黒宮教之様「扉」へしっかりと引き継がれ、今後の北高同窓会のますますの発展と繁栄を実感いたしました。

 今期のしらはぎ会も2年目となります。浜松から発信し、関東支部をはじめ他支部の皆様とも交流を深めていきたいと思います。これからも、しらはぎ会をどうぞよろしくお願いいたします。

 最後になりましたが、関東支部幹事の43回生の皆様、きめ細やかな配慮、おもてなしに心より感謝を申し上げます。素晴らしい同窓会関東支部総会を本当にありがとうございました。