ビーズ刺しゅうのブローチづくり

【体験活動部活動報告

ビーズ刺しゅうのブローチづくり

  • 講師:仲野由美子さん(新39回卒)
  • 2023年10月29日(日)
  • 浜松北高同窓会館にて

 仲野由美子さん(新39回卒)を講師にお迎えして、「ビーズ刺しゅうのブローチづくり」が開催されました。12回生から50回生まで32名の方が参加されました。

 仲野さんはatelier igrec の屋号でビーズアクセサリーの製作活動をされています。自分の好みのビーズだけで余分な装飾のないアクセサリーを作る事ができる、キラキラしたビーズを扱っていると明るく幸せな気持ちになると、ビーズ製作の魅力をお話してくださいました。当日はテグスで編んだクラシカルなアクセサリーや華やかなティアラの作品も展示され、直接手に触れて鑑賞し、楽しむ事ができました。

 手順やステッチの説明の後、ブローチ作りが始まりました。初心者、針仕事は久しぶりという方も多く、開始直後は慣れない作業に皆さん真剣顔。サポートを受けながら手仕事に慣れてくると、無心に取り組む姿へと変わりました。時々、周りの方と励まし合いおしゃべりをして、また手元に集中するの繰り返し。完成が近づくと、いよいよブローチが仕上がる達成感とビーズのキラキラに華やいだ表情となり、たくさんの笑顔があふれました。こうして同窓生と時間と空間を共有して、楽しい思い出の詰まった手作りのブローチが完成しました。このブローチが、様々な場面でそれぞれに使われ活躍し、長く愛用されると良いなと思いました。

 数十年前に、しらはぎ会の行事で作られたブローチを持参された大先輩が、作品の完成の後、以前の作品を見せてくださり「本当によく使ったし、今でも使っている。今日も完成できて嬉しい。今回のビーズのブローチも大切に使いたい。」とお話しされたのが印象的でした。また、今回は後輩の方の参加も増え、今後の活動に繋がるきっかけになれば、と思いました。

 製作後のアンケートでは「無心になって取り組め楽しいひと時だった」「夢中になれた」「皆と一緒に苦労しながらも素敵なブローチが出来上がり、気分が上がった」等のお声が寄せられてました。

 多くの方が、無心になる心地良さと、自分が身につける物を手作りする楽しさや喜びを実感できた会になったと思います。

 皆様、和やかなワークショップをどうもありがとうございました。

加藤里江子(33回)