私のフォトアルバム:令和2年10月

野平 美紗子(11回)
「私はデジカメを手に近所を散歩しながら俳句を作っています」
カラス揚羽

たまゆらの秋蝶生まるわが狭庭

朝方、我が家の狭庭の草に止まっていたカラス揚羽です。
羽化したばかりで、濡れた羽を休めておりましたので、難なく撮影できました。
この蝶の食草は蜜柑類とのこと。確かに蜜柑と夏蜜柑の樹が庭にあります。
此処に住んで40年余、この庭で生まれたのかと思うと何か愛しさを感じます。

2020/9/17

萩の花

萩散って母逝きし日の遠くなる

母が亡くなってもう四半世紀にもなるというのに、いまだに萩の散る頃になると、母が最後に入院した時のことを思い出します。

2020/10/1

アンネの薔薇

幸薄き少女偲ぶや秋の薔薇

「アンネの日記」のアンネです。
先の大戦のとき、ナチスから迫害を受け、わずか16歳で生を終えたユダヤ人少女です。
平和な世を願って創生された薔薇だと思います。

2020/10/1

金木犀

今日もまた木犀の香を浴びに行く

毎年、金木犀の甘い香りが漂ってくると十月が来たな~と実感します。
天候も落ち着きウォーキングにはもってこいの日は、あちこちの散歩道と公園の金木犀を巡りました。

2020/10/11

秋明菊(シュウメイギク)

団地の庭優しく揺るる秋明菊

近くの団地の庭にはいろいろな秋の花が咲き乱れ、散歩の目を楽しませてくれます。
中でも今はこの菊が真っ盛りです。

2020/10/11

赤のまま

赤のまま幼き頃を偲ぶ草

わが家の裏の畦道にはいろいろな雑草が繁っています。
その中で、赤い米粒に似た小花を沢山付けたこの「イヌタデ」は「赤のまんま」「赤のまま」ともいわれ、子供の頃おままごとのお赤飯としたことを思い出しました。

2020/10/11