私のフォトアルバム:令和2年7月

野平 美紗子(11回)
「私はデジカメを手に近所を散歩しながら俳句を作っています」
燕の子

子燕や嘴(くちばし)五つ親を待つ

昨年の巣を利用して、親燕が卵を産み温めだしておよそ3週間、6月初めに雛が孵りました。
たまには2羽の親鳥が餌を運んできます。
餌を待つ雛たちの様子が可愛くて毎日見ていました。
雛は順調に育ち、21日目に一斉に巣立っていきました。

2020/6/17

初咲きの朝顔

初朝顔遠き琵琶湖の朝の色

琵琶湖に住む子からの朝顔の種を育てました。
どんな色の朝顔か楽しみにしていましたが、この朝顔は淡い水色の大輪で、琵琶湖の朝を彷彿させるものでした。

2020/6/29

銭葵(ぜにあおい)

書庫の庭彩り添える銭葵

狭い庭ですが、書庫にこの花が咲きだし、何となく明るくなりました。
花の名の由来は、葉の大きさが「一文銭」くらいで葉が葵に似ているからとのこと。
生薬としてハーブティにもなる嬉しい花です。

2020/7/4

南瓜(かぼちゃ)の花

夜上がりや南瓜の授粉怠らず

夜のうちに雨が上がった様子です。
今朝咲くはずの菜園の南瓜を思い、授粉するべく夫が勇んで出かけていきました。

2020/7/5

よしたけ神社

業平にゆかりの神社湧く清水

在原の業平が立ち寄って歌の上達を願ったという言い伝えのある神社です。
その時使った筆を地に挿しておいたところ、今繁っているヨシタケとなったということです。
このヨシタケは今では絶滅危惧種です。

2020/7/5

タイタンビカス

赤き花古き神社の片蔭に

この花は、アメリカ芙蓉とモミジアオイの交配により開発された新しい品種だということです。
平安時代の古い神社の入り口に、この最近の新しい花が植えられているのが面白いですね。

2020/7/5