私のフォトアルバム:令和2年6月

野平 美紗子(11回)
「私はデジカメを手に近所を散歩しながら俳句を作っています」
茅花流し(つばなながし)

往き帰り茅花流しの一本道

6月から漸く公民館、図書館が使えるようになりました。
歩いて10分のその往き帰りには必ずこの一本道を通ります。
畦道が舗装されただけの狭い歩道には、茅花(つばな)が風にふわふわと揺れています。

2020/5/25

紫陽花

待つといふ心も楽し七変化

紫陽花はどんどん色が変わる花です。
そんなことから、別名「七変化」ともいいます。
この色変りを待つのも楽しいものです。

2020/5/30

子蟷螂(こかまきり)

子蟷螂僕生まれたよと葉の上に

いろいろな生物が孵る季節です。
我が家では緋メダカ、燕、そしてこの蟷螂です。
生まれたよと挨拶をしているような感じがします。

2020/5/30

アマリリス

首曲げて誰を待つのかアマリリス

アマリリスが今年は一本しか咲きませんでした。
大きな花を左右に向けて咲く様子が、誰かを待っているようにも見えます。

2020/6/3

馬鈴薯の花

啄木の歌口に出る馬鈴薯の花

ジャガイモ畑の薄紫の花が目につきました。
カメラを向けたらつい口に出たのが、啄木の有名な短歌「馬鈴薯の薄紫の花に降る雨を思へり都の雨に」です。

2020/6/4

春菊の花

春菊の黄色かがやく借り畑

春菊の種を採ろうと花を咲かせた所、黄色の美しい花が咲きました。
借り畑が輝いて見え、花瓶にも挿して楽しみました。

2020/6/4