私のフォトアルバム:平成30年7月

野平 美紗子(11回)
「私はデジカメを手に近所を散歩しながら俳句を作っています」
紅花(べにばな)

紅花の里とて駅に花あふれ

紅花は古い名を「末摘花」と言い、染料、化粧品、薬品などとして利用される花です。
埼玉県の桶川市は「紅花の里」として町興しをしており、イベント当日は駅の通路にまで鉢植えが溢れていました。

2018/6/14

合歓の花(ねむのはな)

薄曇り風に揺れつつ合歓の花

桶川の郊外をちょっと遠回りして散策した時に出会った合歓の花です。
曇天の下、淡い色の花が揺れている様子に芭蕉の句を思い出しました。
「象潟や雨に西施がねぶの花」

2018/6/14

半夏生(はんげしょう)

半夏生闇より出る葉の白し

「半夏生」はこの花が生え始める頃(7月2日頃)という時候の意味と、ドクダミ科の植物としての草を表す意味があります。
写真のように、花穂に近い数枚の葉が白くなり目に鮮やかです。

2018/6/17

捩花(ねじばな)

捩花やねじれ咲きてもなほ真直ぐ

いつも通る休耕田の畦道に沿って、昨年は一本もなかった捩花が雑草の間に咲きだし、通る度に目を楽しませてくれました。
どこからか種が舞ってきたようです。小さなピンクの花が可憐です。

2018/6/24

野萱草(ノカンゾウ)

野萱草ひと日の命を咲き継いで

一日で萎れてしまう花ですが、蕾を次々と開花させて華やかに咲き続けます。
ニッコウキスゲもこの仲間です。

2018/7/4

アガパンサス

七月やアガパンサスは雨の中

この花の和名は「紫君子蘭」といい、葉が君子蘭に似ています。
よく利用する郵便局のポストの横に咲いていました。この薄紫色、なぜかちょっと不安な色です。
折しも大雨のニュースも流れています。被害がないといいのですが、、、。

2018/7/5