続編その19:2022年、新年のご挨拶

幡鎌さち江(24回
(写真をクリックすると拡大してご覧になれます)

 謹賀新年。
 しらはぎ会の皆様、本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

 今年こそは、災いのない素晴らしい年となることを願って、昨年暮れから、御縁のありました北高15回、16回の皆様たちが結成された「一日一句の会」(※遠州の先人・松島十湖の曾孫が中心となって)に参加。
 これまで俳句なぞ作ったこともない私ですが、行く年・来る年にかけて、駄作ではございますが2句~5句目を作成。

  人の世の煩悩祓え除夜の鐘

  瑞雲に託す笑顔や初日の出

  初春に寿ぐ霊峰厳かに

お粗末でした。

 さて、昨今の地球規模での人類の危機を目の当たりにして、100年以上前の丘浅次郎の人類への警告が、改めて、ひしひしと胸に迫ってくることを感じ、人類の未来に希望を託して、2013年3月刊行の拙著『人類は下り坂』の第二弾の執筆を思い立ちました。

 題名は、『「人類は下り坂」その後の展開―丘浅次郎と先人の知恵』です。

 内容は、丘の思想と現代社会への提言、掛川松ヶ岡など遠州地方一円の善の歴史、明治維新後の遠州・南信州につらなる学問が国難を救った善の歴史と遺産「学問の四大志士たち展」をめぐる話など新たな資料などを交えて、静岡新聞社から発行する予定です。
 なお、「ゆかりの方々からのメッセージ」も掲載予定で、素晴らしい方々から貴重な原稿を頂戴いたしました。
(1)丘浅次郎の孫・香西理子様(関西で著名なバイオリン指導者)
(2)筑波大学名誉教授・塩尻和子先生
(3)前掛川市長・松井三郎様
(4)東京学芸大学・元学長・鷲山恭彦先生(大日本報徳社社長)

 なお、昨年は、コロナ禍のためか、自費出版される方が多いとのことで、出版が遅れておりますが、しらはぎ会HPに掲載した内容の記事も、許可を頂き一部掲載いたします。
 宜しく御願い申し上げます。

2022年1月3日 記