このホームページを通して会員相互の交流が一層深まり、活動の場が広がることを願います。
平成28年6月12日(日)ホテルクラウンパレス浜松にて、第32回しらはぎ会総会が行われました。
当日は来賓、恩師の皆様はじめ総勢260名という多数のご参加をいただき、本当にありがとうございました。
幹事学年は早めに集合しましたが、関東、関西など遠方から来た方もあり、会場に着いた時から再会を喜ぶ声が響いていました。
当日の講演会、懇親会の様子を中心にお伝えします。
36回生の鈴木重子さんが講師となり、「アレクサンダー・テクニーク」のエクササイズが行われました。
現在はヴォーカリストとして活躍している重子さんの歌との出会い、またヴォーカリストとして活動する中での「アレクサンダー・テクニーク」との出会いについても語られました。体に無理を重ねる中で激しい腰痛に襲われ、それが「アレクサンダー・テクニーク」によって緩和したお話は説得力がありました。
エクササイズとしては、まず2人組になってお互いに話をすることで関係作り、その後体の動きを見て、普段自分たちの体が緊張している様子を理解することができました。
体の地図を理解することが大切、というお話では脊椎の始まりが耳の下の線を延長した位置にあり、自分が思うよりずっと高いことがわかりました。脊椎の位置を把握し、その上で頭が自由に動くというイメージを持つことにより、緊張感が軽減するということでした。
体の動きが把握できたところで、声を出しました。「救急車」「ネコ」「イヌ」という、楽しいエクササイズを教えていただき、笑いの中で楽しく声を出すことができました。
締めくくりとして、皆さんで「ふるさと」を合唱しました。無理なく伸びやかな声が会場に響き渡り、エクササイズの効果を実感することができました。あっという間の1時間となりました。
エクササイズを行って、ほどよくお腹が空いたところで懇親会が始まりました。
今回は、「中華薬膳料理」をご用意いたしました。はじめに総料理長の岡部さんから食材について説明していただきました。料理のテーマは「健脾利湿」ということで、梅雨時の健康を維持する効果があるということでした。
乾杯のご発声は、今回来てくださった恩師の先生方の紅一点、加茂弘美先生にお願いしました。
在学中の頃から変わらない、張りのある声での「乾杯」の後、美味しい料理に舌鼓を打ちながら、会場のあちらこちらで楽しいお話の輪が花開きました。
ひとしきり歓談した後、恩師の先生方から一言ずつお話をいただきました。先生方のお話を聞いていると、自分たちも高校生時代を思い出し、とても懐かしい気持ちになりました。
楽しい時間は過ぎるのがとても早いですね。
最後に全員で声を合わせて校歌を歌いました。鈴木重子さんに教えていただいたアレクサンダー・テクニークを生かし、アカペラでの校歌斉唱となりました。
いろいろ至らない点もあったと思いますが、皆様が楽しいひとときを過ごされたなら、幹事学年として大変嬉しく思います。
次回のしらはぎ会総会で、また皆様と再会できますことを心より願っております。
文責:井口 亜由美(36回)